テーマ : 「実証研究と創造現場」
日 時 : 2004年6月12日(土)、13日(日)
会 場 : 跡見学園女子大学新座キャンパス [埼玉県新座市中野1-9-6]
主 催 : 文化経済学会<日本> 協 力 : 跡見学園女子大学
<スケジュール・プログラム>
■プログラム
■ 分 科 会 @ 10:00 〜 12:00
@−A 文化政策の比較 (1) 座長:大橋
敏博 (島根県立大学)
・ アセアンにおけるシンガポールの文化的ヘゲモニー
:グローバリゼーションと文化政策 [川崎 賢一]
・ 音楽政策の基本的構造に関する一考察
−日仏比較を中心に− [根木 昭/永島 茜]
・文化産業の振興政策及び政策方向
−韓国を中心として− [申 斗燮]
@−B 文化と産業 (1)
座長:高島 博 (神戸学院大学)
・企業ミュージアムの歴史的変遷 [森 亜津子]
・我が国の職場における音楽活動の現状と課題 [久保田 慶一/他5名]
・生産コミュニティにおける工業協同組合の役割と限界
−美濃焼産地を例にとって− [古池 嘉和]
@−C 文化施設 (1)
座長:鈴木 滉二郎 (高知女子大学)
・演劇ワークショップの可能性とアーティストの役割
〜こまばアゴラ劇場ワークショップ研究会の事例から〜 [吉野 さつき]
・地域における「公共ホール」の役割
〜4周年を迎える知立市文化会館の公演・講座活動を事例として〜 [永井 聡子]
・指定管理者制度の導入を契機とした公立文化施設の管理運営形態の変化と
地域文化環境の関連性について〜公立文化施設民営化の流れの中で〜 [古賀 弥生]
■
分 科 会 A 13:20 〜 15:20
A−A 文化政策の比較 (2) 座長:今野
雅裕 (政策研究大学院大学)
・第一回芸術祭開催の性格についての歴史的考察 [新藤 浩伸]
・市再生におけるマルチメディア産業と文化インキュベーターシステム
−サンフランシスコ市の事例から− [清水 麻帆]
・老朽化公立文化施設の再評価を契機とした芸術文化フェスティバルの創出
〜八女市町村 [五島 朋子/藤原 惠洋]
A−B 文化と産業 (2)
座長:太下 義之 (UFJ総合研究所)
・インディーズ音楽ソフト産業の創造現場 [増淵 敏之]
・映画産業における企業間関係
−21世紀のコンテンツビジネスとアライアンス戦略 [各務 洋子]
・アメリカの広告産業におけるマネジメントとクリエイティビティ [茂木 崇]
A−C 文化施設 (2)
座長:清水 裕之 (名古屋大学)
・公立文化施設における芸術監督の現状と課題 [野村 真由美]
・劇場の立地に関する分析 [坂部 裕美子]
・美術館を巡る経済環境と学芸員意識の変化
−全国美術館アンケート結果による実証分析− [駒橋 恵子]
A−D 文化と経済 (1)
座長:山田 浩之 (羽衣国際大学)
・文化産業による経済波及効果の変化 [「安田 秀穂]
・消費実態から見た芸術・文化の需要構造に関する基礎的研究 [有馬 昌弘]
・バブル崩壊後の余暇市場の動向と今後の巡礼・歴史探索の秘められた市場 [近藤 太一]
*一部配布資料に近藤太一氏の氏名が誤って別の方の表記となっておりました。お詫びして訂正いたします。
■ 分 科 会 B 15:40 〜 17:40
B−A 文化政策の思想
座長:山田 太門 (慶應義塾大学)
・ケインズ芸術論・芸術政策論と公共圏概念との関係についての一考察 [持元 江津子]
・中村彌三次の文化政策論 [永島 茜]
B−B 都市と文化
座長:池上 惇 (京都橘女子大学)
・横浜市歴史的建築物文化芸術活用実験
「バンカート1929」とオールタナティブスペース試論 [野田 邦弘]
・ロシア・アヴァンギャルドの都市計画構想
-新しい生活様式と文化創造− [後藤 宣代]
・地方都市における芸術文化フェスティバルの創出意義と持続可能なマネジメントの試行
〜八女市町村会館から八女元気計画へ(その2)〜 [藤原 惠洋/五島 朋子]
B−C 文化と情報化
座長:垣内 恵美子 (政策研究大学院大学)
・文化財のデジタルアーカイブ構築と活用に関する考察 [権 修珍]
・美術展覧会開催のためのネットワークを介した打ち合わせ支援システムの提案 [小塚 真里絵]
B−D 文化と経済 (2)
座長:佐々木 晃彦 (九州共立大学)
・博覧会と電車 [松永 直幸]
・日本におけるオペラ公演の観客形成の一考察
−メディアと海外招聘オペラ公演の役割− [石田 麻子]
・「竹富島」 という選択 [藤田 美保]
□ 懇 親 会 −ホテルカデンツァ光が丘−
19:00 〜 20:30
東京都練馬区高松5-8 J.CITY tel:03-5372-4411
都営地下鉄大江戸線光が丘駅下車 徒歩10分
■ ラウンドテーブル
10:00 〜 12:00
シンポジウムの分科会の位置づけでラウンドテーブル形式の4セッションを開催しシンポジウムにつなげます
■セッション1 [S-1] 「学会10年間の成果:日本における実証研究の発展と貢献」
1990年代初頭、文化経済学会にはどのようなことが求められ、設立以来の約10年間の間に、何が実現し、何が実現していないのか。日本において文化経済学研究が果たしてきた成果を検証する。
○コーディネーター 野田 邦弘(横浜市)
○パネリスト 加藤 種男(アサヒビール芸術文化財団)/佐々木 雅幸(大阪市立大学)/小林 真理(東京大学)
■セッション2 [S-2] 「文化施設の経営と実証研究:経営改善と評価」
実際に事業評価を実施した施設の事例報告をもとに、評価に協力し、その結果を利用する現場側の課題と、それを実施する研究者側の課題を掘り下げる。どのような研究や評価が現場の発展に貢献し得るのか、また両者はどのような関係を築いていくことが必要なのか。
○コーディネーター 吉本 光宏(ニッセイ基礎研究所)
○パネリスト 鐘ヶ江 祐二((財)北九州市芸術文化振興財団(北九州芸術劇場))/藤田 直義(高知県立美術館)
■セッション3 [S-3] 「企業メセナと実証研究」
寄付金税制をはじめ、企業メセナに関する実証研究は、我が国では必ずしも充実しているとは言いがたい。メセナの現場がどのような研究を求めているのか。そして、研究者はどのようにそれに応えていけるのか。
○コーディネーター 田中 敬文(東京学芸大学)
○パネリスト 若林 朋子((社)企業メセナ協議会)/鈴木 均(NEC)
■セッション4 [S-4] 「政策提言と実証研究」
具体的な政策プログラムの立案や条例の制定における事例の検証を通じ、政策を実現するにあたって、どのような研究が役に立ち、どのような研究が役に立たなかったのかを検証。実証研究と政策提言、そして、政策の実現の関係はいかにあるべきか。
○コーディネーター 太下 義之(UFJ総合研究所)
○パネリスト 岸 正人((財)山口市文化振興財団(山口情報芸術センター))/岩瀬 智久((財)静岡総合研究機構)
■ 総 会・新会長講演 12:40 〜 13:20
■ 公開シンポジウム 「実証研究と創造現場」 13:30 〜 15:30
パネリスト
野田 邦弘(セッション1コーディネーター)
吉本 光宏(セッション2 〃 )
田中 敬文(セッション3 〃 )
太下 義之(セッション4 〃 )
司 会
片山 泰輔(跡見学園女子大学)
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