■文化経済学会<日本>2005 秋の講演会  2005.11.19(土)

 アーツマネジメント教育と芸術現場

学部および大学院レベルでのアーツマネジメント教育が開始され10年余が経過しました。この十年の教育の成果は?また、徐々に普及しつつあるインターシップはうまく機能しているのか?そして芸術の現場はアーツマネジメント教育をどう受け止めているか?
21世紀における芸能の伝統継承と新たな創造を目指す芸能文化拠点」として、2005年春にオープンした芸能花伝舎(元淀橋第三小学校)。
かつては子ども達の学び舎であり、今は芸術文化が育まれているこの芸能花伝舎で、教育と芸術の現場からアーツマネジメント教育10年余を検証し、これからの展望を考えます。

 

 【日 時】20051119日(土)(開場10:00〜)10:3017:00
 【懇親会】17:3019:00 東京ベリーニカフェ西新宿店
     [西新宿三井ビル1F ※花伝舎徒歩1]
 【会 場】芸能花伝舎1F1-1 [東京都新宿区西新宿6-12-30]
 
【最寄駅】東京メトロ丸の内線「西新宿」駅出口2より徒歩8

     都営大江戸線「都庁前」駅徒歩14
 
【参加費】会員・一般1,000円、学生500
 【懇親会費】4,000円 【定 員】90名・懇親会40
 【主 催】文化経済学会<日本> 【協 力】(社)日本芸能実演家団体協議会

Part

アーツマネジメント教育の到達点とその役割

10:3012:30


アーツマネジメントに関わる人材の育成については、大学の学部、大学院での教育課程、芸術団体での現職者を対象とした研修事業、企業メセナとしての地域の活動家を対象とした取り組みが行われてきました。アーツマネジメント教育の概況を俯瞰し、それぞれの成果と役割を考えます

 

司会:衛紀生(宮城県立宮城大学客員教授)

報告:宮崎刀(早稲田大学演劇博物館)/濤京子(昭和音楽大学助教授)/米屋尚子((社)芸団協・キャリア・サポート担当部長)/若林朋子(ネットTAM運営事務局/(社)企業メセナ協議会)

Part

インターン制度の現状と課題

14:0016:00


教育と芸術現場をつなぐ重要な回路としてインターンシップ制度があります。学校サイドはどのような目的で生徒を送りだし、芸術現場は何を狙い受け入れているのでしょうか。この制度運用の現状と課題を検討します

 

司会:片山泰輔(跡見学園女子大学助教授)

報告:木下達文(京都橘大学助教授)/曽田修司(跡見学園女子大学教授)/古井戸秀夫(早稲田大学文学学術院教授)/出口修平(日本フィルハーモニー交響楽団常務理事)/高萩宏(世田谷パブリックシアター制作部長)

Part

アーツマネジメント教育と芸術現場との連携を

深め、発展のための展望

16:1017:00


アーツマネジメント教育の発展のため必要な教育と芸術現場との連携や制度的な対応を考えます。

 

司会:美山良夫(慶応義塾大学教授)

討論:大和滋((社)芸団協・芸能文化振興部長)/衛紀生(宮城県立宮城大学客員教授)/片山泰輔(跡見学園女子大学助教授)

 


このウェブサイトの著作権は日本文化経済学会<日本>に帰属します。
お問い合わせはg018jace-mng@ml.gakkai.ne.jpまで
copyrightJapan Association for Culturel Economics. 2001