文化経済学会<日本>は、国際的な文化経済学の進展と歩調を合わせ、文化および芸術に関する社会・経済問題の研究を促進するために、その分野にたずさわる研究者、実務者等による研究成果の発表と相互交流を行い、それらを通して文化に関する系統的な社会・経済学研究の発展と教育の普及に資することを目的として、1992年3月28日に発足しました。この間、本学会は皆さんのご支援に支えられ、会員数600名を超える大きな学会に成長することができました。
さてこのたび、創立20周年を迎えるにあたり、記念事業として大きく2本の事業を計画いたしました。
一つは、2012年6月の国際文化経済学会・京都大会(会場:同志社大学)の誘致とその関連事業の開催です。国際的に、文化経済学は「創造的都市論」の展開などを通して、21世紀における都市と経済の牽引力としますますその価値を高めています。本学会は、その設立当初から、国際文化経済学会との連携を進めており、日本での大会の開催は、本学会設立以来の悲願でもありました。そして、20周年を迎えるにあたり、アジアで初めての国際文化経済学会の誘致に成功をいたしました。このまたとない機会を、世界、特に、アジア地域の緊密な文化交流促進のきっかけとして、その成功に向けて全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。
二つ目は、国内記念事業の開催です。本学会は、純粋にアカデミックな学会というよりは、むしろ、芸術家、アートマネージャー、都市計画家など、文化を牽引する実務者も多数参加している幅の広い学会です。こうした利点を生かし、これまで学会活動をとおして蓄積された様々な知見を、より多くの人々に理解していただき、また、同時に、広く社会から知の創造にかかわる新しいご示唆をいただく場として、2011年秋、東京、青山学院大学のご協力を賜り、会員外の多くの人々が参加できる開かれた講演会等のプログラムを予定しました。
この文化経済学会<日本>20周年記念事業がより有意義で大きな成果を上げますように学会関係者一同、鋭意努力を行なってまいります。